Smoothness は走行中の腰の左右の動きのスムーズさを示します。値が小さいほど腰と脚の動きの連動性が高く、安定した走りを実現していると言えます。
Smoothness はLEOMO独自の Motion Performance Indicator (MPI) の一つです。LEOMOの製品でのみ、計測することができます。 |
簡単に言うと
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ランニング全体のスムーズさを表すMPIです(小さい値のほうがスムーズ)
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横方向(進行方向と関係がない)のスムーズさを見るので、小さければ小さいほど効率が良いと考えられます。
なぜ Smoothness が重要なのか
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Smoothness は、「複数の筋肉を連動させながら、連続した運動をする能力」を測定していると言えます。(これはあらゆるスポーツに言えることです。)
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よりスムーズな動きは、アスリートの高い協調性と動きの連動性を維持する能力を反映しています。特にランニングのような、同じ動きを長時間繰り返す運動においてはこの能力は非常に重要です。
Smoothness の値について
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単位はありません。乱れの具合を表現している値なので、小さければ小さいほどスムーズであると言えます。
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単純に小さな値を目指すのも大事ですが、一定の値を長時間に渡って維持することも重要になります。
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ケニアの一流のマラソン選手であるWilson Kipsang選手はSmoothnessが20未満になることもあります。たとえスピードを上げても35程度で非常に安定しています。
Smoothness |
レベル |
---|---|
- 30 |
非常にスムーズ |
30 – 40 |
比較的スムーズ |
40 – 50 |
平均的 |
50 + |
スムーズさに欠ける |
センサーの位置
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センサーステッカーを使って体に貼り付けて下さい。
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お尻の上の方にある「仙骨」という骨(脊椎の下にある平らで大きな骨)に貼り付けて下さい。
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LEOMOロゴが読めるように、後ろから見てLEDが左上に来るように貼り付けて下さい。
リアルタイムデータ解析
Smoothness はアクティビティ中にリアルタイムで見ることが出来ます。
また、コーチは LEOMO LVS で数値と動画を重ね合わせて記録し、見ることができます。
関連項目
Stride Cycle 全体を評価するMPIです
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