ITBS Score は着地後の踏み込みフェーズで膝が外側に動いてしまう動きを腸脛靭帯炎のリスクとして検出します
ITBS ScoreはLEOMO独自の Motion Performance Indicator (MPI) の一つです。LEOMOの製品でのみ、計測することができます。 |
簡単に言うと
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ITBS (Iliotibial Band Syndrome)とは腸脛靭帯炎のこと
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走行時に膝が外側に外旋することで起きやすいといわれている
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この外旋を腿のセンサーの回転で検出する
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値が大きいということは大きく外旋していることになり、ITBSのリスクがある
なぜ ITBS Score が重要なのか
- 腸脛靭帯炎はランナーにおこりやすい怪我として有名で、回避するための手段も確立していません。
- ITBS Scoreはその腸脛靭帯炎のリスクを推測する値として役に立ちます。着地後の踏み込みフェーズで膝が外側に動いてしまう動きを腸脛靭帯炎のリスクとして検出します。
- ITBS Scoreが低いからといって必ず腸脛靭帯炎にならないわけではなく、逆にITBS Scoreが高いからといって必ず腸脛靭帯炎になるわけではありません。あくまでもリスクを回避するための指標として活用したり、腸脛靭帯炎に以前なったことがあるランナーが再発防止のために活用するなどの使い方が適切です。
ITBS Scoreの値について
ITBS Score |
レベル |
見た目による差(参考) |
---|---|---|
300 ~ |
Warning | 膝が大きく横に動いている |
200 - 300 |
Caution | 膝が横に動いている |
100 - 200 |
Normal | 膝の動きは気にならない |
~ 100 |
No Problem | 膝の動きはほぼない |
センサーの位置
- 大腿の表面に取り付けます。大腿の横には貼らないでください。
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センサーの正しい向きは、立ったときにLEOMOロゴが下になるように、つまり自分から見てLEDが右下になる向きです。
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両面テープを使うか、スパッツのようなものに挟むと安定します。
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装着位置が膝に近くても股関節に近くても問題ありませんが、10cmぐらいは離したほうが良いでしょう。
リアルタイムデータ解析
ITBS Score はアクティビティ中にリアルタイムで見ることが出来ます。
また、コーチは LEOMO LVS でMPIと動画を重ね合わせて記録し、見ることができます。
関連項目
Stride Cycleの一つです。同じく構成要素となるMPIであるStrike AR、Heel Pitch、Recoil ARも参照して下さい。
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