Thigh GRF は踏み込みの正確性を表す指標です。
Thigh GRFはLEOMO独自の Motion Performance Indicator (MPI) の一つです。LEOMOの製品でのみ、計測することができます。 |
簡単に言うと
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接地中の足がどれだけ力を地面に伝えることができているか。踏み込みの精度が高いとそれだけバネ感のある走りにつながります。
なぜ Thigh GRF が重要なのか
- ランニングの動作において接地は最も重要なフェーズであり、最も技術力の差が出るフェーズでもあります。Thigh GRFはこの接地中の踏み込みの正確性を表すMPIです。
- 踏み込みにはもちろん筋肉が必要ですが、最も重要なのはその正確性です。タイミングだけでなく、瞬間的に大きな力を発揮して短時間で地面に力を伝えることが重要です。もちろんこれらのテクニックはGCTやHeelPitchなどとも関連がありますが、Thigh GRFは総合的な踏み込みの正確性を計測します。
- Thigh GRFの値は小さければ小さいほど精度が高いことになり、着地から正確に踏み込みが出来る事で高いバネ感のある走りにつながります。
Thigh GRFの値について
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ケイデンスやスピードの影響をあまり受けません。単位はないMPIになります。
Thigh GRF |
レベル |
見た目による差(参考) |
---|---|---|
3.5 < |
Bad | 踏み込みの正確性が低い |
2.5 - 3.5 |
Moderate | 踏み込みの正確性は普通 |
1.5 - 2.5 |
Good | 正確な踏み込みができている |
< 1.5 |
Exceptional | 非常に正確な踏み込みができている |
センサーの位置
- 大腿の表面に取り付けます。大腿の横には貼らないでください。
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センサーの正しい向きは、立ったときにLEOMOロゴが下になるように、つまり自分から見てLEDが右下になる向きです。
-
両面テープを使うか、スパッツのようなものに挟むと安定します。
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装着位置が膝に近くても股関節に近くても問題ありませんが、10cmぐらいは離したほうが良いでしょう。
リアルタイムデータ解析
Thigh GRF はアクティビティ中にリアルタイムで見ることが出来ます。
また、コーチは LEOMO LVS でMPIと動画を重ね合わせて記録し、見ることができます。
関連項目
Stride Cycleの一つです。同じく構成要素となるMPIであるStrike AR、Heel Pitch、Recoil ARも参照して下さい。
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